スペシャル対談|南原竜樹×はづき虹映
「結局、すべてギャンブルじゃないんだよね…。」

ギャンブルとビジネスを分けるもの?

大友美和:そこがギャンブルとビジネスとを分ける、大きなポイントなのでしょうか?

南原竜樹:リスクのないビジネスなんて、ビジネスではないでしょう。100%儲かるビジネスなんて、おもしろくもなくともない…(笑)。人生だって、そう…。
リスクを恐れていては始まらないし、リスクのない人生なんて、あり得ない。だからこそ、成功を目指して皆、一生懸命、努力するんだから…。
でも、成功確率は絶対100%にはならない。
それを限りなく100%に近付けていくために、「占い」という智慧があるのではないかと思うのです。

ギャンブルとビジネスを分けるもの?

はづき虹映:なるほど…。サスガに実業を積み重ねて来た南原さんの言葉には、重みがありますね。

南原竜樹:運任せに全てを丸投げしてしまったら、それはギャンブルでしょう。当たるか、外れるかはサイコロを振ってみないとわからない…。それではビジネスになりません。確かに「当たり・外れ」はサイコロを実際に振ってみないとわからない。
しかし、何度もサイコロを振ってみて、サイコロの出た目を記録して、統計をとってみたり、サイコロの振り方を練習したり、
サイコロを振る意味や目的を見直したり…、そうやって、常に工夫や修正をくり返し、積み重ねていけるものが、ビジネスだと思うのです。ただ、なんとなく生きていて、「たまたま、うまくいった…、良かった。運に恵まれずダメだった…、残念」で終わってしまっては、人生もビジネスも単なるギャンブルになってしまう…。

はづき虹映:おっしゃる通りです。「占い」とは運試しのギャンブルではなく、人生やビジネスの成功確率を高めるための統計的データであり、便利なツールのひとつだと僕は思うのです。

南原竜樹:「占い」はサイコロの振り方のひとつに過ぎないと思いますが、ここにもテクニックがあるということです。ただしビジネスは、振った後からでも出た目の解釈を変えていくことができる。ここがギャンブルとビジネスの差ですね。振り方の技術や分析の仕方で結果に対する精度が変わる。成功の確率を高めていくためのツールが、「占い」だと思うんですよね。

成功の秘訣は、合理性と非合理のバランス感覚?

大友美和:南原さんのそういう生き方、考え方が身についたバックボーンについて、教えて頂いても宜しいでしょうか?

南原竜樹:僕は大学の時に起業してしまって、それからずっと自分でやって来ました。会社勤めの経験がないので、メンターと呼ぶような人もいない…。その中で早くから海外に出かけていたので、ヨーロッパや中東の人々の生き方、そこでの成功者の考え方に強く影響を受けたと思っています。彼らは数字をベースにした非常に合理的な考えと神様という抽象的な概念をバランス良く、人生に摂り入れている。その辺りのバランス感覚が、成功の秘訣なのかな~と。一見、非合理に見える「占い」も、統計的なデータという視点で見れば、ちゃんと合理性を持つ…。

はづき虹映:僕が研究している「数秘術」(占い)のルーツも実は、ユダヤ系のもので、古代ユダヤに伝わる「カバラ数秘術」と呼ばれるものがベースになっています。

大友美和:今も、ユダヤ系の人々が世界経済に多大な影響力を持っているのは、周知の事実ですからね。

南原竜樹:僕もビジネスでは統計データを重視します。その辺りも海外とのビジネスで学んだ特徴かもしれません。僕は車を扱うのが本業なので、普通に車で走っていても、すれ違う車の内、百台中外車は何台なのか…などと無意識で数えてしまいますから…(笑)。

はづき虹映:数秘術も一種の統計学なんですよ。やはり成功する経営者ほど「数字」に対してのリテラシーがすごく高いですね。僕も車に乗っていると、無意識に前を走る車のナンバーを足し算して、今の自分に対するメッセージを導き出したりしちゃいます(笑)。
でもイチローなどのスポーツ選手や有名経営者以外でも、成功者と呼ばれている方ほど、数字を基にしたゲン担ぎ(占い)を利用していたりしていますよ。

大友美和:お二人とも、数字に関するこだわりは、もう職業病のようなものですね(笑)。

更新日:2013.12.3

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